諸富祥彦ブログ 「ほんとうの人生」「真実の人生」を生きるために

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明けましておめでとうございます。  私は、今日が今年最初の講演でした。  私の人生に与えられたミッションを果たすために、今年は重要な意味を持つ年になりそうな予感がしています。  人生が、私に何を呼びかけてきているか。  人生は、私に何を求めてきているか。    与えられたコンステレーション(出会いや巡り合わせ)を楽しみながら、魂を込めて仕事をしていきたいと思います。      本年も、どうぞよろしくお願いいたします。
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12月16日夜大阪経済大学で、古宮昇先生との無料ジョイント講演があります。ぼくは、古宮先生のクライアントを深くていねいに理解しようとする姿勢が大好きです。申し込みは、
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新刊  諸冨祥彦著 「働く意味」がわからない君へ ビクトール・フランクルが教えてくれる大切なこと 日本実業出版 若い方の働くことにかかわる悩みについて、フランクルの考えをもとに答えた本です。若い方へのプレゼントにぜひ送ってあげてほしい本です。
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新刊 『嫌われても、折れない自分をつくる100の言葉』(経済界)刊行! この本は、わたしのこれまでの著作から、改めて読者に届けたい「とっておきの言葉」を集めて、新しく論じたものです。 また、これまでのどの著作にもない、「私自身にとって大切な言葉」も、ふんだんにとりあげて居ます。 私達自身も、これから、折に触れてこの本を読み直すと思います。そんな大切な本になりました。 出版社の担当編集者からは、「人生を変える劇薬 」との言葉をいただいています。ぜひお読みください!
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本を書くとき、 ひとりになって自分の内側に入っていく。 そこで、文字にされたがっているものを探していく。 けれども、それは、 自分が言いたいことを感じとるためでは、ない。自分が言いたいことを文字にしているのでは、ない。 自分の内側にとどまって、 世界が呼びかけてきているものを感じとる。 世界が何を語りたがっているかを感じとる。 何が語られる必要があるのか。それを感じとって、言葉にする。 語られる必要があるのにまだ語られていないものをつかんで言葉にする。 うまくものが書けているとき、 私は一つの器官になる。 世界がみずからを語り表現する、その器官になる。 私をとおして、世界はみずからを語り、表現する。 私は、一つの器官であり、道具である。 私は、一つの器官であり、道具であるにすぎない。 ものがよく書けているとき、私は消え、世界がみずからを表現する器官となり、道具となる。 魂を文字に刻む。 というより、 魂が私をとおして、文字として刻まれていく。 セラピィがうまくできているときにも、同じ実感がある。
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人間は弱い存在なので、 自分の内側に大切な何かを感じても 意識を向け続けることはできない。 テレビを見たり、 スマホをいじったりして 気をそらしてしまう。 自分の深いところで、自分であることを放棄してしまう。 けれども、誰かがそばにいて 自分の話の深いところに意識を向けて話を聴いてくれるとき、 ひとは、自分の内側にとどまることができる。 自分の内側の、大切な何かに意識を向け続けることができる。 一人でいるときよりもはるかに強く、長く、自分の内側に意識を集中し、とどまり続けることができる。 傾聴の意味は、ここにある。 人が自分自身である上で、 人に話を聴いてもらうことほど力になることはほかにない。
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自分がとてつもなく孤独に思えるとき、 どうしようもなく一人だと思えて身体が震えるとき、 両手を大きく広げて、その場にひっくりかえってみよう。 天をあおぎ、ゆっくり深呼吸をしてみる。 宇宙のリズムと自分のいのちのリズムがひとつに重なったと感じられるまで。 自分のいのちは、はかなく一瞬のものだけれど、永遠に続くいのちの流れの、たしかに一部である。 私は、いのち。 いのちは、私。 いのちが、私という形をとっている。 いのちが、私している。 自分のいのちは、 人類のいのちの営みの、一部。 ほんのわずかな欠片であったとしても。 もしそう実感できなければ、 私の存在を感じて、 そっと手を伸ばしてみてほしい。 私も何かを感じたら、静かに手を伸ばして、そっと触れてみる。 見えなくても、 相手が誰かわからなくても たしかにつながっていると実感できる瞬間が、ある。
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本のこと書いたついでに。僕の本の瞬間風速(笑)は、オリコンブックランキング、デイリーチャート総合ランキング6位です。
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今日、渋谷のBUNKAMURAのシアターコクーンで『殺風景』を観てきました。パンフレットに「何が家族から正気を奪うのか」を書かせていただいたご縁です。 ものすごく、よかったです。内容云々以前に、会場が魂の充満した空間となっていました。作・演出の赤堀雅秋さんの世界に引きずり込まれました。出演されていた荻野目慶子さんが赤堀さんについて「(赤堀さんの)瞳の奥底に、静けさと共に魂を刻み込もうとする烈しさを感じた」とパンフレットに書いてあるのですが、まさに劇場が「魂と魂のぶつかりあう空間」になっていました!赤堀さんのファンになりました。 創作への意欲も掻き立てられました。 魂を、文字に刻む。これが文筆家としての私の使命です。
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昨日(5月3日)のスポーツニッポンに大好きな藤田麻衣子さんの記事が載っていました。ついでに僕のコメントも! 藤田さんの歌は、たとえば『恋に落ちて』『今でもあなたが』がそうなのですが、恋に落ちた時に、電車に乗っても、道を歩いていても、いるはずがないのにその人のことをつい探してしまう・・・といった、誰の心にも起こりうる「普遍的な心情のプロセス」が見事に歌われています。はじめて聞いた時には、「これ、僕のこと、歌ってる」と感じました。しかも実は、多くの人がそう思っているようなのです。これは凄いことです。歌声も、魂にストレートに飛び込んでくる澄んだ声。 『あなたは幸せになる』は、心がへこんだときにお勧めの曲。誰の心にも届く曲なので、いずれ藤田さんは国民的な歌手になると確信しています。