今日、渋谷のBUNKAMURAのシアターコクーンで『殺風景』を観てきました。パンフレットに「何が家族から正気を奪うのか」を書かせていただいたご縁です。
ものすごく、よかったです。内容云々以前に、会場が魂の充満した空間となっていました。作・演出の赤堀雅秋さんの世界に引きずり込まれました。出演されていた荻野目慶子さんが赤堀さんについて「(赤堀さんの)瞳の奥底に、静けさと共に魂を刻み込もうとする烈しさを感じた」とパンフレットに書いてあるのですが、まさに劇場が「魂と魂のぶつかりあう空間」になっていました!赤堀さんのファンになりました。

創作への意欲も掻き立てられました。
魂を、文字に刻む。これが文筆家としての私の使命です。