「スピリチュアルなメッセージに耳を澄ましてみよう」
年に一回、お盆にしか、やらない!
最高に楽しくて、深い気づきに満ちたワークショップ
2011年8月13日(土)14日(日)
「運命の声」を聴く!「スピリチュアルな自己発見」
「前世、来世、守護霊」などの視点から深く自分を見つめる
―「トランスパーソナル心理学体験ワークショップ」
開催迫る!
みなさん こんにちは
諸富です。
さて、いよいよ年に1回の、一番人気のワークショップ
「運命の声」を聴く!「スピリチュアルな自己発見」
「前世、来世、守護霊」などの視点から深く自分を見つめる――「トランスパーソナル心理学体験ワークショップ」の開催が迫ってきました!
トランスパーソナル心理学とは、何でしょうか。
一般には、トランスパーソナルは、「個を超えた」と訳されます。
私がこれまでうかがったトランスパーソナル心理学のもっともわかりやすい説明は、米国CIISカートライト教授の授業でうかがった「トランスパーソナル心理学=スピリチュアルな伝統の知恵を、現代心理学の枠組みに統合したもの」という定義です。
「スピリチュアルなメッセージを聴いて生きていくこと」
「あぁ、これが、私の歩むべき、運命の道なのだ!」という実感をもって生きていくこと
「私の生きる方向は、これでよかったんだ!」と
「たましいの深いところ」で感じながら、生きていくこと
それを支えてくれるのが、スピリチュアルな心理学=トランスパーソナル心理学なのです。
このワークショップでは、
ミンデルのプロセス指向心理学
ウィルバーの統合心理学
クルツのハコミセラピー
ヒルマンの魂の心理学
などのエッセンスをきちんと紹介しながら
それを自分自身のこととして、深く体験していくことができるように、さまざまなワークをおこなっていきます。
また「前世」「来世」「守護霊」などの観点から、深く自分自身を見つめていきます。
といっても、私は霊能者ではありませんので、「あなたには、こんな守護霊がついていますよ」などとアドバイスするわけではありません。あくまでも、自分の心の声、たましいの声に耳をすましていきながら、そこから届けられてくるメッセージを深く味わう、という、カウンセリングや心理療法の方法に即して、自分自身で、スピリチュアルなメッセージを得ることができるようなワークをおこなっていきます。
トランスパーソナル心理学のエッセンスをしっかり踏まえながら、ジャズを演奏するように、諸富がオリジナルに組み立てながら、最高に楽しくて、深い気づきのあるワークをおこなっていきます。
ワークショップははじめて、という方も、どうぞ、いらしゃってください。
また、こうしたワークは、何度も繰り返し体験することで、はじめて本当に自分のものになっていきます。これまで参加されたことのある方も、ぜひいらしてください。
特に、今年1年を通じてのテーマは
「今、この瞬間を、こころをこめて生きること」
「いつ死んでも、悔いのない人生を生きていくこと」
これです。
3・11の大震災で、いろいろなことを感じ、考えられた方も少なくないと思います。
「人生で、一番大切なことって何だろう」・・・
そんなことを自分に問うていったとき、出てきた答えが
「今、この瞬間をこころを込めて生きる」
やはりこのことなのです。
そんな、思いと、たましいのこもったワークショップをおこないます。
ぜひみなさん、ご参加ください!
■2011年8月13日(土)・14日(日)
「運命の声」を聴く!
「スピリチュアルな自己発見」
トランスパーソナル心理学体験ワークショップ
前世、来世、守護霊などの視点から深く自分を見つめる
「私はなぜこの世に生まれてきたのか」「この人生で、何を学ばなくてはならないのか」
私たちの人生から送られてくるさまざまなメッセージに耳を傾ける方法を、トランスパーソナル心理学のエッセンスを中心とした体験学習によって、学んでいきます。ミンデルのプロセス指向心理学やヒルマンの魂の心理学、ウィルバーの統合心理学、クルツのハコミセラピーなどを取り上げ、自分自身への理解と気づきを深め、運命の声を聞いていきます。
また、「前世」「来世」や「守護霊」といったスピリチュアルな観点に立ったワークを行うことで、「たましいの声」に耳を傾けて「たましいの気づきと学び、自己成長」をめざすワークショップです。
スピリチュアルな自己発見に関心のある方、人生から送られてくるメッセージに耳を傾ける方法を学びたい方、カウンセリングの学習にもおすすめのワークショップです。
日程・会場
【講師】 諸富祥彦
明治大学文学部教授、日本トランスパーソナル学会長、臨床心理士
【場所】 都内
* 会場は問い合わせのあった方にご連絡します
【参加費】 参加費28,000円
1日のみ参加費16,000円
*アウエアネス会員2,000円割引
(昨年までに本研究会に参加された方の割引)
*日本トランスパーソナル学会会員1,000円割引
申し込み先
1)ご希望のワークショップ名
2)お名前
3)郵便番号・住所
4)連絡先(電話、FAX、Eメールなど)
5)トランスパーソナル学会会員、アウエアネス参加有の場合はその旨をご記入の上、
メール、ファックス、郵便のいずれかでお申し込みください。
気づきと学びの心理学研究会<アウエアネス> 事務局
郵便の場合:〒101-0062
東京都千代田区神田駿河台1-1 明治大学14号館6階B611
「気づきと学びの心理学研究会事務局」Eメールの場合
*FAXの場合
03-6893-6701
さて
以前のメッセージで私は、こう書きました。
3・11の 震災をきっかけに、多くの方々が
「自分を見つめ直した」
「人生を、生き方を、もう一度、考え始めた」
「これまでとは、人生の流れが変わり始めた気がする・・・」
そんなふうに語られています。
多くの人にとって、あの震災は
「生きることの意味」を、
「いのちが与えられていることの意味」を、
改めて考えさせられる出来事だったのではないでしょうか。
「私たちは、誰もが、一人残さず、死ぬ」
「そしてその死は、突然、訪れるかもしれない」
「この世のでの“私”は、突然、存在しなくなるかもしれない」
この現実を見つめながら、自分の生き方を根本から見つめなおされた方も少なくないのではないでしょうか。
私にとっても、そうでした。
そして
「本当に大切なことを伝えたい」
そんな思いがワーッと込み上げてきて、このニケ月くらい、ほとんどトランス状態で、何かに憑かれたような状態で、原稿を書いていました。
さて、そんな思いを抱きながら書いた本の第一弾が
『悲しみを忘れないで』(WAVE出版)です。
『悲しみを忘れないで』(WAVE出版)
たましいのこもった渾身の一作です。
ひと言
ひと言
こころを刻み込むように書きました。
ぜひみなさん、お手にとられてください。
また、こうした「想定外」の出来事が起きる、困難な時代を生き抜く知恵を学校でどう育てていくか、上智大学教授の奈須先生と対談した本が出ました。
『答えなき時代を生き抜く子どもの育成』(図書文化)です。
本書の「はじめに」で私はこう書きました。
私たちの人生には、無数の「答えなき問い」が存在している。
人生とは、日々、「答えなき問い」に向き合っていくプロセスである、と言ってもいい。
私たち大人も、つねに「答えなき問い」に取り囲まれている。
「このまま教師を続けるべきか、辞めるべきか」
「なかなかうまくいかない保護者や同僚と、どう折り合いをつけていくべきか」
「結婚すべきか、しないほうがいいか」
人生は、「答えなき問い」の連続である。
子どもたちの生活も「答えなき問い」に取り囲まれている。
「最近、ちょっかいを出してくる、あの子とどう仲よくしていけばいいのか」
「お母さんとお父さんの仲が悪そうだ。私は、どうすればいいんだろう……」
「答えなき問い」――それは、もちろん、こうした個人レベルのことに限られない。社会や世界全体が、「答えなき問い」で満ちている。
例えば、先の大震災や、原発事故。
計画停電のために、暗い部屋で過ごすなか、私たちは初めて、「原発事故が起こったらどうなるか」という「答えなき問い」を、これまで、本当は引き受けてはいなかったのだ、ということを、身をもって知ることができた。いや、否応なく知らしめられたのだ。
そのなかでふと、こんなつぶやきを、心の内で発した子どももいたことだろう。
「原発事故って、ほんとうに、想定外の出来事だったのだろうか。原発には、どんな問題があって、これから私たちは、原発問題にどうかかわっていけばいいのだろうか」
「停電があって、最初は暗くていやだったけど、だんだん慣れて、平気になってきた。電気がないと、幸福な社会を維持することは、本当にできないものだろうか」
震災で、多くの人が、かけがえのないいのちを奪われていく現実を目の当たりにして、ふと、こんなことを考えた人も少なくなかっただろう。
「なぜ、あの人たちが亡くなって、私が生きているのだろう」
「亡くなったのが、あの人たちで、私ではなかったのは、なぜなのだろう」
「私がいま、こうやって生きていること、これからも生きていくことには、どんな意味があるのだろう……」
教師であれば、子どもの内側でふと生まれた、こうした「答えなき問い」を拾い上げてほしい。そして、こうした子どもたちの「答えなき問い」を「自分自身ののっぴきならない問い」としても引き受けて、子どもたちと一緒に、考え続けてほしい。
それが、自分たちに問いかけられている「問い」に目隠しをして、見ないこと(見えていないこと)にしてしまう、私たち日本人の「悪癖」を、少しずつ、少しずつ、変えていくことにつながっていくだろう。
そしてそうした教育実践の積み重ねが、「答えなき問い」を、「他人事」としてではなく、「自分自身ののっぴきならない問い」として引き受けることのできる子どもたちを育てていく。それがひいては、地域を変え、社会を変え、世界を変えていくことにつながっていくのだ。
第二次世界大戦の折、ナチスの手によってアウシュビッツなどの収容所に捕虜として捕えられた精神科医のビクトール・フランクルは、こう語っている。
「人間が人生の意味は何かと問う前に、人生のほうが人間に問いを発してきている」「人間は、人生から問いかけられている存在であり、人生からの問いに答えなくてはならない。そしてその答えは、人生からの具体的な問いかけに対する具体的な答えでなくてはならない」(『医師による魂の癒し』)。
ここでフランクルの言う「人生からの問い」は、「世界からの問い」でもあり、「私たちの未来からの問い」でもある。
私たちの国は、そして私たちが生きているこの地球は、もうすぐ引き返すことができないところまで、追い込まれつつある。「持続可能な社会」「持続可能な世界」は、本当に、もう、あたりまえのことではなくなりつつある。
ストレートに言えば、「世界を救うことができるたった一つの方法」は、まず私たち大人自身が、そして、教室にいる子どもたちが、世界が私たちに投げかけてきている無数の「答えなき問い」を、「自分自身にとっての、のっぴきならない問い」として引き受け、問い続けていくことしかないのである。
「教室で起きる、ちょっとした子どもたちの変化」の積み重ねが、地域社会の変化に、日本の変化に、そして世界の変化につながっていく。
そう考えると、教師とは、何とやりがいのある仕事であろうか。
あなたの授業が、「この世界を変える、最初の一歩」になるのである。
本書が、そのきっかけ作りになれば、幸いである。
この本の共著者、奈須正裕先生は、ふだんは私とは異なるジャンルで仕事をされている方である。しかしなぜか、講演や対談でご一緒することが多かった。二人を知っている先生方からも「お二人はどこか、似てますね。何だか熱いところが……」などと言われることが多かった。
奈須先生と私が似ているのは、「この世界を、そして、この世界に生きている人間を、何とか変えていきたい」という「志」を共有しているからだと、私は思っている。
その意味で、奈須先生は私の「同志」である。
もちろん、この本を読んで、私たちと一緒に「子どもたちを変えていきたい」「この社会を、答えなき問いに目隠しをせず、本気で問い続ける社会に変えていきたい」と思っておられるあなたも、私たちの「同志」である。
さぁ、世界を変えていこう!
そしてそれは、教師であるあなたが「答えなき問い」を「自分自身の問い」として引き受けること、そして、授業中に子どもたちがふと発してくる「答えなき問い」を、ていねいに
拾い上げることから、始まるのだ。
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また、ぜんぜん別のジャンルですが(笑)
『ホンマでっかテレビ』などに出演されている牛窪恵さんとの共著『【年の差婚】の正体 ~なぜ同世代に惹かれないのか~ 』(扶桑社新書)
この本『「とりあえず、5年」の生き方」』には、さまざまな書き込み式ワークショートも入っています。書くだけで、自分を見つめる「セルフ・カウンセリング」の効果があるものです。
この本「読むだけで心のクヨクヨがふっきれる22の方法」は、人の目を気にせず、自分らしく生きるための技術を、わかりやすく、さらっと伝えてあります。
だけど、読んでいただくと、わかりますが、結構深い内容も書いています。
また大好評の『男の子の育て方』につづいて多くの方に読んでいただいているのが『女の子の育て方~「愛され力」+「自立力」=「幸福力」。0~15歳児の親が必ずしておくべきこと。~』 です。わが娘にしあわせにってほしい・・・と願うすべての親御さんに「女の子がほんとうに幸せになるための、とっておきの秘訣」をわかりやすく伝えてあります。自分一人でも生きていける「自立力」と、「愛され力」の二つが、女の子の幸せのキーワードです。
カウセリングを学んでいる方、教えている方、カウンセラーの方、傾聴を学んでいる方・・・すべての方にぜひ読んでいただきたいのが、今年一番の労作『はじめてのカウンセリング入門』(上 ―カウンセリングとは何か)(下 ―ほんものの傾聴を学ぶ)の2巻です。この2冊を読むと、カウンセリングの一番大切なことがわかる・・・そんな「決定版」のつもりで書いた5年越しの力作です。ぜひこの夏休みにお読みください。