諸富からのメッセージ 2010年6月

新刊『生きる意味 ビクトール・フランクルの22の言葉』発刊! 
7月と8月の定番ワークショップ開催迫る!

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最新刊「生きる意味 ビクトール・フランクル 22の言葉」(KKベストセラーズ)この度、『生きる意味 ビクトール・フランクルの22の言葉』という本をKKベストセラーズから刊行いたしました。
フランクルは、『夜と霧』『それでも人生にイエスと言う』の著者として知られるオーストリアの精神科医ヴィクトール・エミール・フランクル(Frankl,V.E.1905-1997)の思想が、私たちに送り届けてくれている情熱的で、深いメッセージを、フランクル自身の言葉をもとに綴ったものです

以前に、こんなことがありました。
NHKの「深夜宅急便」というラジオ番組があります。
そこで私が、「どんな時も、人生には、意味がある」というフランクルの考えをこころをこめてご紹介させていただいたことがあります。

その数日後、私の研究室に、一枚の葉書が届いたのです。
「私は今、五十代半ばのホームレスです。仕事を失い、家族を失って、もう人生を投げ出してしまおうと思っていました。死のうと思っていたのです・・・。そんなとき、たまたまつけたラジオで、先生の、フランクルのお話をうかがわせていただきました・・・。もう少し、生きてみようと思います。ありがとうございました・・・」

フランクルの心理学を学び、紹介してきた者として、こんなにうれしかったことはありません。

人生、苦しいことの連続のように思えることも少なくありません。いったん悪いことがおき始めると、これでもかというくらいに、連鎖して起こりはじめることがあります。そんなとき、私たちは天を仰ぎ、運命を呪いたい気持ちになることもないではありません。「どうして、この私にばかり、こんなことが次々と起こるのだ・・・」と言いたくなるので
す。 

しかし、そんなふうに自分の不幸を運命のせいにしているあいだは、何も変わっていきません。重要なのは、「自分の運命に対して、どういう態度をとるかである」とフランクルは言います。

フランクルの心理学は、人生を諦めかけた人々の、魂を揺さぶるような力を持っています。人生を諦めかけ、自暴自棄になり、すべてを投げ出そうとしていた人の魂を揺さぶって、「もう少し、生きてみよう」という思いを掻き立てることができる。それがフランクルの思想です。

取りあげた合えた22の言葉の中には、フランクル自身の言葉をできるだけそのまま忠実に訳出したものもあれば、彼の言葉を、現代の日本に生きる私たち一般の人間に伝わりやすい言葉に直して、私自身の解釈を加えて表現したものもあります。最近はやりの言い方で言えば、いわば「超訳」です。

しかし本書の内容は、フランクルの思想のエッセンスを忠実に取り出したものになっています。私自身の考えとフランクルの考えにずれがある場合には、私の考えのほうを抑制し、「フランクルであればこう考えたはずだ」「フランクルの言いたいことは、つまり、こういうことだろう」と考えて、彼の思想のエッセンスを取り出しました。

ぜひ、お読みください。

7月、8月のワークショップが迫ってきました。

さて、私が講師をしています「気づきと学びの心理学研究会 アウエアネス」も、この研究会の柱となる7月、8月のワークショップが迫ってきました。

毎年、1番人気があるこの研究会の中心となるワークショップです。
毎年、参加者の方が言われるように、この研究会は講師の私以上に、参加者の方の雰囲気がいいんですよね!それでみなさん、楽しく、安心して、内面的な気づきのワークに取り組んでいただけています。年に1回しか開催しない研究会の中心プログラム。みなさん、ぜひおこしください!

■2010年7月18日(日)・19日(月・祝)
「ほんとうの自分」になる!人間性心理学体験ワークショップ
こころのメッセージに耳をすます 自分らしく生きるために

人間性心理学体験ワークショップ 自分を深く生きるために
*クリックすると拡大されます。
*印刷用PDFファイル

あなたは今、「自分を生きている」実感がありますか? 「これが自分だ」と実感できる自分らしい人生を生きること、「生きる意味」を実感しながら生きていけること。すなわち、個人の自己実現と人生の意味発見の援助が人間性心理学(ヒューマニスティック・サイコロジー)の目的です。

「自分らしく生きるための心理学」–匿名の存在でしかなかった私が、「自分」に深くふれて、より「自分らしい自分」になっていく変化のプロセスを援助するのが人間性心理学です。ほんとうの自分に気づき、より深く、自分自身の心の声を聴きながら生きるための方法を、アブラハム・マズローの自己実現、パールズのゲシュタルト・セラピー、カール・ロジャーズのカウンセリング、ジェンドリンのフォーカシングなどの人間性心理学に基づいて体験的に学びます。

さらなる“心の成長”、人生における大切な何かへの“気づき”、自分が本来持っている可能性の発揮を目指す方、カウンセリング学習者におすすめのワークショップです

■2010年8月7日(土)・8日(日)
「運命の声」を聴く!「スピリチュアルな自己発見」
トランスパーソナル心理学体験ワークショップ
前世、来世、守護霊などの視点から深い自己探求へ

トランスパーソナル心理学体験ワークショップ スピリチュアルな自己発見
*クリックすると拡大されます。
*印刷用PDFファイル

「私はなぜこの世に生まれてきたのか」「この人生で、何を学ばなくてはならないのか」私たちの人生から送られてくるさまざまなメッセージに耳を傾ける方法を、トランスパーソナル心理学のエッセンスを中心とした体験学習によって、学んでいきます。ミンデルのプロセス指向心理学やウィルバーの統合心理学、クルツのハコミセラピーなどを取り上げ、自分自身への理解と気づきを深め、運命の声を聞いていきます。また、「前世」「来世」や「守護霊」といったスピリチュアルな観点に立ったワークを行うことで、「たましいの声」に耳を傾けて「たましいの気づきと学び、自己成長」をめざすワークショップです。

スピリチュアルな自己発見に関心のある方、人生から送られてくるメッセージに耳を傾ける方法を学びたい方、カウンセリングの学習にもおすすめのワークショップです。

【講師】 諸富祥彦
明治大学文学部教授、日本トランスパーソナル学会長、臨床心理士

【場所】 都内
* 会場は問い合わせのあった方にご連絡します

【参加費】 参加費28,000円
*アウエアネス会員2,000円割引
–昨年までに本研究会に参加された方の割引
*日本トランスパーソナル学会会員1,000円割引

申し込み先
1)ご希望のワークショップ名
2)お名前
3)郵便番号・住所
4)連絡先(電話、FAX、Eメールなど)
5)トランスパーソナル学会会員、アウエアネス参加有の場合はその旨

をご記入の上、メール、FAX、郵便のいずれかでお申し込みください。

気づきと学びの心理学研究会<アウエアネス> 事務局
郵便の場合:〒101-0062
東京都千代田区神田駿河台1-1 明治大学14号館6階B611
「気づきと学びの心理学研究会事務局」

Eメールの場合
awareness+morotomi.net
(+を@に変えてください)

*FAXの場合
03-6893-6701

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