「見えない世界」はどこにあるのか

見えない世界は、遥か彼方のどこかもっと向こうにあるわけではない
見えない世界は、今ここにある

宇宙は遥か彼方のもっとずっと向こうにあるわけではない
宇宙はここである

見えない世界はここであり宇宙はここである

エネルギー体は、ここに遍く存在している

いのちの働きはここに遍く存在している

見えないいのちの働きに立脚点を置くならば、「私はどこから来てどこに行くのか」という問いのへの答えはこうなる

私はどこからも来ないしどこへも行かない

私はただここにいる

私は生まれる前からここにいるし、今もここにいるし、そして死んだ後もずっとここにいる

不生不滅のいのちの働き

そこに意識の立脚点がシフトするならば、私はずっと前からここにいて、今もここにいて、そしてこれからもずっとここにいる

その不生不滅の見えないいのちの働きが、今ここでは私という形をとっている
いのちが私している

それはこの世界で最も奇跡というほかない何かだ

今ここで見えない世界(究極の一)はただそのままで(「即」)見える世界という形をとっている
世界はただそのままで完璧なのだ

私の意識がここにあるということ
私が今ここにいてあなたの瞳を見つめているということ
これこそ奇跡の中の奇跡と言うべきものだ
それに比べたら、神秘体験や超能力など、奇跡のうちに入らないほど些細なことに過ぎない

私たちは奇跡を生きている
今ここが奇跡だ

この見える世界とは別のどこか遠い向こうに、見えない世界という神秘的な何かがあるわけではない
見えない世界はここにある
見えない世界はただそのままで、この見える世界として顕現している

だから世界はただこのままで完璧なのだ