「内側から革命」 (インサイド・レボリューション)

「内側から革命」
(インサイド・レボリューション)

世界を変えたい

 などというと、笑われるかもしれない。
けれど、20代の時、いや、10代の時にものを書きはじめてからずっと、僕がものを書く理由は、それに尽きるのだと思う。何一つ、変わっていない。

 そして、世界は変わる、と僕は、信じている。
 
 一人ひとりの人間の、在り方(ウェイ・オブ・ビーイング)が変わること。

 より「内側から生きる(リビング・フロム・インサイド)」ようになること。

 単に思考するのではない。
 内側に響かせながら思考すること。
 単に感じるのではない。
 内側に響かせながら感じること。
 単に瞑想するのではない。
 内側に響かせながら瞑想すること。

 この「内側から」というコンセプトとスキルと習慣によって、人間は変わる。
世界は変わるのだ。
これ以外に道はない。

霊的進化、などという怪しいことをいう必要はない。
「内側から」「内側に触れる」「内側に響かせる」
というコンセプトとスキルと習慣。
それによって、人間は変わる。
世界は変わるのだ。
人類は確実に一つ上のステージに進化することができる。

一人ひとりの人間が、より自己自身に忠実に自分らしく生きることができるようになる。
より深いところで満たされて生きることができるようになる。
そして個に閉じこもることなく、世界の状況からの問いを引き受け、それを感受し、応答しながら生きていくことができるようになる。

何が悪いのか
悪は、何か

 単なる思考
 単なる感情
 単なる瞑想
 これらが、今、人間の進化・成長を妨げているものの正体である。
 人間の変化、成長を妨げている。
 
 なぜか。
 単なる思考
 単なる感情
 単なる瞑想
 これらは陳腐な堂々巡りの反復のパターンに人をはまらせる。
 空疎な自己回転。
 人を孤立させ、停止させる。
 人を自己の内に孤立させ、世界の状況から引き離す

 逆説的であるが
 内側に潜ること。
 内側に触れること。
 これが、陳腐な世界とのかかわり方のパターンから人を脱却させ、
 より内側に触れた
 より暗々裏の
 より独自な仕方で
 人を世界と関わることを可能たらしめるのである。
 
 そしてこの「内側に触れる」ということ
 これが本来のカウンセリングをカウンセリングたらしめるものであり
 本来のコーチングをコーチングたましめるものであり
 本来のキャリアコンサルティングをキャリアコンサルティングたらしめる当のもの
 である。
 この「内側」というコンセプトとスキルと習慣を欠いては
 カウンセリングは真のカウンセリングたりえないし
 コーチングは真のコーチングたりえない 
 キャリアコンサルティングは真にキャリアコンサルティングたりえない

 アクティブラーニングが「主体的で深い学び」という時の最大のポイントも
 この「内側からの」学びである、ということであろう

 なぜなら人は、みずからの「内側」と触れることではじめて
 より自分らしく生きることができるし
 より自分らしい、新たな仕方で世界とかかわることができるようになる
 より自分らしい、新たな仕方で人生を生きることができるようになるからである

 もう一度言う

「内側から」というコンセプトとスキルと習慣によって、人間は変わる。
 そして、一人ひとりが「内側から」変わることで、世界は変わり始める

 心理
 ビジネス
 医療 
 教育

 さまざまな分野でこの「内側から」革命
が同時発生的に起きるときに、ほんとうに大切な真の変化が世界に生じ始める
 そうしてはじめて
人は、より自分らしく生きることができるようになる
 そうしてはじめて
人は、人類規模で進行中の慢性的な軽うつから解放される
 より自分らしい仕方で世界とつながることができるようになり
 自分らしい、真に独自なミッションを見出して人生を生きることができるようになる

 真のメンタルヘルスも
 真の教育も
 真のキャリアもコーチングも自分らしい人生も
 より「内側から」という
コンセプトとスキルと習慣を欠いては、不可能なのだ 

 しかしこの「内側から革命」は
 一人で進めることは到底不可能である

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 「内側から革命」の同志となってください
 
 私といっしょに、世界を変えていきましょう